昭和レトロ 超 プリメインアンプ THINDY TA-5450 です

昭和のレトロなプリメインアンプです。 しかも非常に希少で気類のストーリーを持った製品です。 製品の開発経緯は、サンスイの元社員が転職先（西武グループ）で業務用小型アンプを企画設計することとなり、小規模店舗等でBGMをならす為に非常に聴きやすく心地の良いすっきりとしたサウンドのプリメインアンプに仕上がっております。４ch仕様となります（55w）またブリッジ接続（55w+55w=110w）にすると、ノーマル接続時とは異なり低域の力強さが増し厚みのあるサウンドが楽しめる構造となっております。 実際鳴らしてみますと低い音量ではおとなしい印象でしたが、音量を上げると（12時くらい）非常に心に心地よい音色に変化します。（私の印象ですのでご参考までに） 工業デザインもサンスイＯＢが担当。既存のサンスイデザインとは異なり、ヨーロッパ的なエレガントなデザインが採用されております。 それにより1987年度商品デザイン部門グッドデザイン受賞。 操作性もシンプルでかつ合理的なデザインは、ホームオーディオとしても魅力がある製品かと思います。 見た目のスマートさからは思えないほど、重量感のある基本にこだわった製品だと思います。 製品1号機は建設中の横浜ランドマークタワーのレストランへ納品された逸話もネット記事ございました。 製品仕様の情報は乏しいですが概略は以下の通りです。 55W＋55W　110W（BTL） W430xH104xD355mm 9.8kg 当時の販売価格　99,800円 当該商品は、奇跡的にもほぼ生産当時の状態でデットストックされていたもののようで、ほとんど傷もなく使用上の汚れ、錆、塗装のくすみもありません。残念ながら元箱、説明書類はなく本体のみとなります。 外観/内部等、掲載写真でご確認頂ければ、その綺麗さがわかるかと思います。今年生産したものと言われれば信じてしまいそうな製品です（私の主観ですのでご参考までに） 滅多に市場には出てこない製品ですので、ご興味がある方はコレクションとしてもご検討頂ければ幸いです。